１月３１日から二泊三日で台湾に行ってきました。
綺麗な画像ではありませんが、一部ご紹介したいと思います。（1月３１日～２日)

台湾に降り立って、まず向かったのが国立故宮博物院です。
私たちが乗ったバスはなぜか外の駐車場ではなくて、地下の駐車場に止まりましたので、真正面の綺麗な写真が撮れませんでした。この写真はバスの中からの撮影です。
故宮博物院はあまりにも有名ですので、今更言うまでもないことですが、蒋介石が戦火から守るべく北京から歴史的価値の高い所蔵品を台湾まで運んできたそうで、その数は６５万点にも及ぶそうです。展示されているのは約４０００点ほどで、２～３ヶ月ごとに替えられるそうです。
中国の歴史は、殷、周、秦、漢、三国、晋、・・・と続いていくわけですが、その殷の時代の青銅器もあり、驚いてしまいました。

故宮博物院を後にして、次に向かったのは忠烈祠です。
日本の靖国神社のようなもので、過去の戦争で国に殉じた３３万人の兵士がまつられています。衛兵さんに触るといけないそうですが、写真撮影はOKということで、観光客の皆さんは衛兵の横に立って記念撮影をしていました。１時間で交代とのことですが、その間微動だにしないのには驚き、また感心してしまいました。

次に向かったのは士林夜市です。
ガイドさんからの「食べ物を食べないように、お洋服も品質の保証がないので買わないように」との注意がありましたので、ただ見て回るだけでしたが、人の波に押されて、ただ歩いただけでした。（笑）

テレビでよく台湾の国会がもめている様子が放送されますが、写真をバシャバシャ撮っていても、誰も気にすることなく、またとがめられることもなく、割と穏やかな感じを受けました。

台湾旅行二日目は北の海岸へと向かい、着いたところは野柳地質公園です。細長く突出した岬には大自然が織り成す芸術品とも言うべき、長い年月、海水の浸食を受けて作られたキノコ岩や女王の頭やショウガ岩など、面白い形をした大きな岩が点在していて、その光景は見事なものでした。

野柳公園を後にして次に向かったのは、九分（台湾ではにんべんに分と書きます）です。ここは山の斜面に作られた町で、宮崎駿さんが「千と千尋の神隠し」のヒントを得た町だそうで、確かにそっくりでした。細い階段が長く長く続いていて、かなりきつかったですが、みんな平気な顔をして上っていました。ある程度上ったところに路地があり、そこに入ると道の両側にたくさんのお店屋さんが並んでいて、ありとあらゆるものが売られていました。こちらも夜市同様、人・人・人の波。

台湾の元首である総統の官邸で、公邸は別にあるそうです。
こちらにも自動小銃を持った衛兵が立っていましたが、こちらは動いても良いそうです。

龍山寺は神社とお寺が一緒になっているそうで、色んな神様が祀られていました。学問の神様、縁結びの神様など、商売の神様など、みんな真剣にお参りしていました。
私は初詣に行ってもおみくじを買うことはありませんが、この龍山寺では買ってみました。でも、そのおみくじを買うのにも、買って良い日かどうかを神様に聞くことから始まります。５ｃｍほどの丸い板を二個地面に落とします。裏と表と出たら買っても良い日だそうです。もし表ばかりでたら、３回までチャレンジできて、どうしても表と裏がでなかったら、その日はは買わない方が良いそうです。

今回の台湾旅行の印象を一口で言うと、気候は日本の春の気温で、とても親しみやすい感じを受けました。お土産屋さんの従業員の方は、みんな日本語が上手でしたので、日本語でいろいろ聞きながら、日本円でお買い物が出来ましたので、とても便利でした。
そして台湾料理がとても美味しかったです。

昔は九軒の家しかなかったことから、この名前が付いたそうです。ところが、金鉱が発見されたことで人々が集まり繁栄。ゴールドラッシュの終わりとともに衰退していったようです。それが、台湾で大ヒットした映画のロケ地となったことで、観光ブーム到来。

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