アイランド
ユアン・マクレガー スカーレット・ヨハンソン
砂漠の地下壕の中でコンピューターで管理された生活している人々がいて、いつかアイランドに行ける日をと心待ちにしている。その中の一人、リンカーン・6・エコーはふとしたことから、今までに選ばれてアイランドに行った人が実はいつか殺される運命であることを知る。かねてから好意を寄せていたジョーダン・2デルタがアイランド行きの切符を手にしたことを知りあわててふたりで逃げ出す。そして自分がクローン人間と言うことを知り自分の注文者に助けを求める。最初の方はちょっと退屈だったけれど、後半のカーチェイスがど派手でハラハラドキドキ!まあまあ面白かったです。
日本でもクローン牛が誕生して話題になりましたが、 「神の領域」にまで入り込むことはどうなのでしょう。
宇宙戦争
トム・クルーズ ダコタ・ファニング
出来たばかりのシネコンの大画面と素晴らしい音響に迫力満点!
妻と別れて一人暮らしのレイは、今は再婚している妻が実家のボストンへ行くために、別れた妻と暮らしている二人の子供を預かる。ある日、突然、風が激しく吹きはじめて稲妻が走り、地下に埋められていた地球外の巨大なマシーンが道路を突き破って飛び出してくる。片っ端からビルを壊し人間を倒していく。車で夢中で逃げるレイと息子ロビー娘のレイチェルを、同じく逃げ惑う人々が襲い車を奪う。トム・クルーズ演じるレイの子供を思う強い気持ちがひしひしと伝わってくる。そしてダコタ・ファニングが恐怖に震える10歳のレイチェル役を見事に演じていました。今回の作品では殺人マシーンの動きが何ともユニークで印象的でした。人間は極限に達すると思いもよらないことをしてしまうものですね。荒唐無稽の面白さで見応えありました。
モナリザ・スマイル
ジュリア・ロバーツ
1953年、ニューイングランドのウェルズリー大学に新任の美術史の教授として赴任したキャサリン・ワトソンは、旧態依然とした考えを持つ大学の上層部、また、それを模範とする生徒たちに最初は戸惑ってしまいますが、やがて、本領を発揮して独特の授業を展開、日を追うごとに生徒たちも打ち解けてきます。キャストも問題なくてなかなか面白い映画でした。ただ、かたくなだった生徒たちがなぜ心変わりしたのか、その点のエピソードが足りなかったような気がしました。気になる女優さん発見!
ハイド・アンド・シーク
ロバート・デ・ニーロ ダコタ・ファニング
心理学者のデビッドは、母親の自殺で心を閉ざした娘の傷を癒すために郊外に家を借りて移り住む。やがて娘は姿の見えないチャーリーと仲良くなり、家の中では次々に奇怪な事件が起こりはじめます。最初から怪しげな雰囲気を持つ登場人物に惑わされて大どんでん返しにびっくり!知性があり心の病を抱えた心理学者デビッドを存在感ある名優デ・ニーロが演じ、娘エミリーをこれまた名子役として名を馳せているダコタ・ファニングが迫真の演技で釘付けにしてくれました。ときどき映しだされる過去の映像に敏感な方は先が読めるかもしれませんが、私は最後になるまで分からなかったのでドキドキしてなかなか面白かったです。
アレキサンダー
コリン・ファレル アンジェリーナ・ジョリー ヴァル・キルマー
アレキサンダーは、ギリシャの哲学者アリストテレスに学び、父親が暗殺され弱冠20歳でマケドニア王となります。連合軍を卒いて東方遠征してペルシャ軍を滅ぼし、中央アジアからインド西境まで征服する約7年もの長い戦いが描かれています。後半はほとんど戦闘シーンですが、現代戦と違って銃などはありませんので壮絶な戦いには目を覆いたくなるシーンが多々あります。けれども、「東方遠征」という歴史的偉業を成し遂げたアレキサンダー、その死までの32年の生涯はとても見応えがありました。何が彼をそうさせたのか推し量ることは出来ませんが余韻が残ります。ただ、東西文化を融合・大帝国を作り上げ、歴史に名を残す英雄の一人とも言えるアレキサンダー大王を英雄らしく描いてないのにちょっと疑問が・・・。
オペラ座の怪人
ジェラルド・バトラー エミー・ロッサム
この作品は、今までにタイトルを聞いたことがある程度の知識しかなかったのですが、観始めたらもう冒頭からストーリーにぐんぐん引き込まれていきました。映像の美しさやメインキャストの歌唱力に驚かされ、音楽の表現力・力強さに圧倒!いろいろな愛の形がありますが、やはり男女の愛は永遠のテーマですね。それが、人々の心をとらえて離さない、感動、共感を呼ぶゆえんなのかもしれません。最近また、「ムーランルージュ」「シカゴ」そして、「オペラ座の怪人」とレベルの高いミュージカルが制作されてきているのでちょっと楽しみになっています。
ネバーランド
ジョニー・デップ ケートウィンスレット
誰もが体験している子供時代に一度は読んだことがあるかもしれない劇作家・バリの「ピーターパン」。その話が生まれる背景には、当時バリとふとしたことで知り合い、交流のあった一家の母親と4人の子供たちとの心のふれあいがあった。父親の死で傷ついている3男のピーターの心に優しく語りかける劇作家バリを大好きなジョニー・デップが好演。現実とファンタジーが交差し、最後はホロっとするとても良い作品に仕上がっているのは脚本家の手腕によるものでしょう。
恋愛適齢期
ジャック・ニコルソン ダイアン・キートン
いくつになっても女性は輝いていたいもの、好きな人が出来たらなおさらのこと。アカデミー主演女優賞にもノミネートされたダイアン・キートンの魅力あふれる自然体の演技がとても良かったです。と同時に、ジャック・ニコルソンのコメディアンぶりが楽しかったです。素敵に歳を重ねていけたらいいですね〜。
レジェンド・オブ・メキシコ
アントニオ・バンデラス ジョニー・デップ
ジョニーファンとしては、思っていたよりもジョニーの出番が多く、ジョニーをたくさん見られたという点ではファンとしては大満足!ただ、派手なアクションはさておいて、ストーリーがあまり面白くなくて罪の無い人までも殺されてしまうので、期待したほどではありませんでした。もう一工夫ほしかったかな。今回、世界的にも有名なミュージシャン・フリオ・イグレシアスの息子のエンリケ・イグレシアスが出ていたのでびっくり!w(゚o゚)w
ミスティック・リバー
ショーン・ペン  ケビン・ベーコン  ティム・ロビンス
マスメディアで絶賛されていたとおり、全体的な構成は良く出来ていてなかなか面白い映画でした。でも、でも、多少腑に落ちない部分もあって・・・。白黒はっきりしないところも面白味の一つなのでしょうか?
映画にありきたりな殺人事件とありきたりな人間関係を、あるちょっとした偶然を組み込むことによって生じる、それぞれの心理模様はうまく描かれていたと思います。ただ悪いことをした人はやはり捕まる方がいいような気がしました。
イン・アメリカ/三つの小さな願いごと
サマンサ・モートン 
監督自身の体験に基づいた作品で、故郷を出て新天地アメリカで逆境にもめげず一生懸命に生きようとする家族の姿を描いた素敵な映画でした。アカデミー主演女優賞にノミネートされたサマンサ・モートンもさることながら、幼い姉妹2人がとても可愛くて印象的な演技をしていました。長女が劇中で歌うイーグルスの名曲「デスペラード」は、実は平井堅も歌っていて最近よく聴いている歌なのでびっくり!久しぶりに、私の中でベスト10に入る作品です。
シービスケット
ジェフ・ブリッジス  トビーマグワイア
映画の舞台は世界大恐慌時代のアメリカ。
親に見捨てられて不幸な少年時代を過ごした旗手と、孤独な調教師、そして最愛の息子を亡くした馬主が出会い、1頭の馬を通しての3人の男たちの人間模様が胸にジーンときてとても良かったです。
たそがれ清兵衛
真田広之  宮沢りえ
ストーリーの雰囲気を重視してか静かな音楽で、貧しい武士の日常をたんたんと描きながらも緊張感を感じるシーンありで、なかなか見応えある作品でした。
家庭の幸せに価値観を置いた生き方を望んでいた清兵衛が、社会に流されて亡くなったのは本当に可哀想でした。
白いカラス
アンソニー・ホプキンス 二コール・キッドマン
アメリカに今も色濃く残る人種差別がテーマの作品でした。黒人でありながら白い肌に生まれたことで、生涯にわたって生まれを偽る元大学教授のコールマンと恵まれない家庭に育った大学の掃除婦のフォーニアが出会い、束の間の安らぎを得ます。そして、壊れそうな幸せの中で突然の事故。過去、アカデミー主演男女優を受賞している演技派の二人に加えて脇役も豪華スターで固めていて見応え十分、アンハッピーエンドの良い映画でした。
マスター・アンド・コマンダー
ラッセル・クロウ  ポール・ベタニー
主役のラッセル・クロウはもちろんですが、船医役のポール・ベタニーがとても素敵でした。2人が楽器を奏でるシーンなどほのぼのとしていて、あらためて、社会を動かしているものは人間関係だなと思いました。迫力ある海洋シーン、ガラパゴス諸島の自然の風景などリアルで、なかなか面白かったです。目を背けたくなるシーンもありましたが、海洋ものはやはり面白い!
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