北陸の旅の最終日は秋の醍醐味・紅葉狩りへ〜。
旅館を朝8時に出発して、まず向かったのは石川県小松市の那谷寺(なたでら)です。バスを降りた途端に鮮やかな光景が視界に入り、早く近くで見たいと心がそわそわ少し急ぎ足になりました。(笑)
那谷寺の紅葉を楽しんでいただけると嬉しいです。
奇岩遊仙境
三重の塔(重要文化財)
金堂・華王殿(こんどう・けおうでん)
庫裡書院(重要文化財)
奇岩を上ったところからの眺望です。
展望台に至る楓月橋
境内の奥まったところに本殿があり、上から望むとまた違う景色が目に飛び込んできました。
入口を入ると薄暗く、何と本殿は岩窟内にありました。
本殿を通って池の淵を歩いて、三重の塔〜楓月橋・鎮守堂へと続きます。
静かな佇まいの中、赤や黄色に色づいた木々がとても美しく、まるで絵画の世界にいざなってくれそうです。
木に着床した緑のコケもとても綺麗で、時代を感じます。
昔の人たちにとってお寺は大切な場所。目を閉じると、つかの間時間が止まったかのような静かな時間が流れているようでした。
那谷寺を後にして向かったのが九谷焼き窯元〜御菓子城加賀藩そして下記の永平寺です。
展望台の上の鎮守堂からの眺望
展望台
永平寺は今から約760年前の寛元二年に道元禅師によって開かれた座禅修行の道場だそうです。大小70余りの建物が並んでいるそうですが、今回説明を受けて参拝したのは、いわゆる「七堂伽藍」と呼ばれ、日常の修行に欠かすことの出来ない重要な建物です。
「七堂伽藍」とは山門、仏殿、僧堂、庫院、東司、浴室、法堂のことです。
仏殿
大庫院(台所)
東司(お手洗い)

「絵天井の大広間」の絵天井
   
昭和5年当時の著名な画家144名による230枚の花や鳥を中心に描かれています。
お坊さんの説明では修行僧以外でしたらどこを撮影しても良いということでしたので、カメラ片手に見て回りました。
永平寺付近で昼食を済ませて、最後の観光地・福井県坂井市三國町の東尋坊へ向かいました。

海食によって岩肌が削られた高さ約25メートルの岩壁(柱状節理)は見事です。
世界的にも珍しい名勝として国の天然記念物となっているそうです。

松本清張の小説「ゼロの焦点」の舞台となったところだそうです。はるか昔に読みましたけどもう一度読んでみたいです。
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